20代の人生の悩み

思い出を作ろう、人生は夏休み。

みなさん、こんばんは。たまゆりです。台風ですね。

あらしのよるってなんだかわくわくします。

夜に嵐がやってくると思い出すのは、スタジオジブリの映画「崖の上のポニョ」。

ポニョが停電の中非常灯の淡い明かりであったかいはちみつミルクを飲んで、ハムの乗ったチキンラーメンを食べて、大喜びするシーンです。

崖の上のポニョ [DVD]

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↑ 無性に観たくなって、 つい観ちゃいました。

「大雨だなぁ、明日仕事どうなるんだろう…めんどくさいなぁ」という気持ちもどこかにあるのだけれど、やっぱりそういうワクワクのほうを思い出してしまいます。

さて、最近あまりこのブログをかけていませんでしたが、もう少し他愛もないことも発信できたらと思い、以前のメモや日記などを読み返して感じるところがあったので、今日はそれを書いてみることにします。

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先日、私が住む愛知県犬山市で、市が主催している「フューチャーセッション」というものに参加してきました。

見ず知らずの、でもどこかで「犬山というまちでなにかをしたい、何か犬山の役に立つことがしたい」という想いを持っている人たちが集まり、意見交換をする場です。

そのなかの初めのプログラムで「アイスブレイク」というものがありました。

初対面同士の緊張をほぐし、壁をとりさらうためのちょっとした遊びタイムです。

それはたとえば、進行役の方が出す「好きな麺類は?」というお題に対し、自分が「ラーメン!」と思ったら、同じくラーメンを選んだ仲間を大勢の中から見つけ出して、その魅力を同志どうしで出し合う、というもの。

そこで「春夏秋冬の四択限定で、好きな季節は?」と聞かれ、私はとっさに「夏」を選んだんです。

え、なんで夏〜?!と自分でも思ったんですけど(笑)いざ夏の魅力を同志の方と話し合ってみると「あ、やっぱり夏って大好きかも…!」と思うようになりました。

そのなかで私が思いついた夏の魅力。

それはやっぱり、夏って、夏休みがあるから!(単純!)

大人にはもう、毎年決まってやってくる夏休みはないんですけど、それでも夏になるとやっぱり、子供の頃の夏休みの気分が蘇ってくる気がします。

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夏って、盆踊りがあって、お祭りがあって、花火があって、家族旅行があったり、友達と毎日朝から遊んだり、アイスを食べてかき氷を食べて、大好きなテレビを見たり、夜更かししたり、お泊まりしたり、星とか見たり、たまにはぐでーっとだらだらしてみたり…

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(昔の写真ですみません…これがいちばん夏休み感あふれてたから…)

とにかく、夏ってもりだくさんです。楽しいことだらけです。

もちろん、春も秋も冬も楽しいことだらけなのは間違い無いんですが、夏って、特にそれが盛りだくさんな気がするのです。

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そして、同時に「夏」について最近目にしたこんな言葉を思い出しました。

「人生はちょっとの塩辛さも要求されるバカンスである」

それは、最近私が読んでいる「しいたけ占い」というweb上で読める占いから。

占いっていうか、もはや人生アドバイスに近いです。信じる信じないはどうでもよくて、まるで大好きなおじいちゃんからの手紙のような占いなんです。

何を言ってるかわからないと思いますが(笑) 気になったらのぞいてみて!とにかくおすすめです!

さて、その占いの中で、今年2017年の私の下半期について、こんなことが書かれていました。

「人生はちょっとの塩辛さも要求されるバカンスである」

そう思ってほしいのです。なぜ頑張るのか。なぜ努力をするのか。それは思い出づくりのため。どうせ思い出にするのなら、美しい思い出を。楽しい思い出を。そして、みんなで乗り切った思い出を。あなたは「思い出づくり」という視点で大丈夫なのです。

不思議なんです。「ちゃんと自分をしっかり持ってきちんとした人間になろう」と思ったあなたはだんだんと遠い目になっていき、「人生はバカンスだ。だからちゃんと楽しい思い出をつくっていこう」と思ったあなたの目線は力強さを取り戻していく。

なるほど!!なんだかこれを改めて読んでみて腑に落ちました。

私が「夏が好き」と答えたのは、きっとこういうことだったのです。

もうひとつ、私の中で似た響きを持って、心の中にあっためている大好きな言葉があります。

それは、作家吉本ばななさんのエッセイ「人生の旅をゆく」のあとがきから。

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「あまりに決まりごとの中に閉じ込められて生きてきて、小さな自由さえ思いつけなくなってしまった、そんな世代にこそ言いたい。

人生は自分のもので、そして思い出を……絶対に人にはゆずることのできない、自分だけのものすごい、でっかい、たくさんの、かけがえのない、びっくりするような、お墓に入るときににんまりしちゃうような……思い出を作ろう!と。」

人生の旅をゆく (幻冬舎文庫)

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私、この言葉が大好きです。

人生のとらえ方や、死ぬまでに成し遂げたいこと、目標ってその人によってさまざまだけれど、私はこうやって吉本ばななさんが書いているようなことのために、生きて死にたいなぁと思う。

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お墓に入るときに、にんまりしたい。

一年が終わるとき、あるいは季節が終わるたびに、にんまりしちゃいたい。ああ、いっぱい大事な思い出作ったなぁって。まるで終わるのがもったいないもりだくさんの夏休みみたいに。

だからそうやって「人生は夏休みだ」って思って生きていこうと思うのです。極端かもしれないけど!

もっと楽しい思い出をつくるために、も〜〜〜〜〜〜っと死ぬときニッマニマのニンマリにするために、がんばる。

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↑ たぶんこういう顔。今年の夏撮られてた中で一番のたのしそ〜〜なアホ面でした(笑)

そういう根っこの部分を忘れないでいたい。

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まだまだ先なんて見えないけど、楽しい思い出を作りながら、彗星のしっぽみたいに後ろにキラキラの思い出を撒き散らしながら、一瞬一瞬、日々、分かれ道ごとに、進んでいけたらいいなと思います。

そんなことを考えた嵐の夜でした。

私の住む愛知県あたりは今夜の間に台風が去り、明日は久しぶりの晴れ間が訪れるようです。

どうぞ、みなさま通勤通学お気をつけて。

同じ嵐の朝は二度と無いし、明日もそれを楽しめる自分でありたいと願って!

おやすみなさい、たまゆりでした。

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