たまゆりサンティアゴ巡礼ブログ!in 2019

たまゆりサンティアゴ巡礼ブログ!to北の道

2019年5月、スペイン・サンティアゴ巡礼北の道800kmをテントを持って歩きます!運動音痴が魅力にハマり、抜け出せなくなった歩きの旅。準備の様子やカミーノへの愛、旅しながら生きる未来へ向けての一歩一歩を記します。


「それでも荒野を歩きたい。」これからどう生きるか、悩む自分に問うてみた

 

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みなさまこんばんは、たまゆりです。

 

このところ、わたくし、すごく悩んでます。

すごくすごく悩んでて、あまりに頭を使いすぎてもうわけわかんなくなって、もう考えるのやーめた!なるようになーれ!という心境になり始めている今日この頃です。

 

それは、この先どうやって生きていこうか、どんな生き方を自分はしていきたいんだろう?っていう、とてもとても大切で、でも絶対に全然簡単に答えなんか出るわけない問い。

 

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そんな問いについて考える中で、数週間前に書き残していた日記がありました。

書いてすぐは「恥ずかしくて人にはまだ見せられないな」と思っていたのだけど。

 

 

今日さっきふとTwitterを眺めていて、こんなことを考えました。

 

 

「今キラキラ輝いて自分の人生を突き進んでいるように見える人たちも、同じように悩んだのだろうか?その時、どうやって分かれ道を歩いてきたのだろうか?」

「なんかすごく、そういう人がどういう道をどうやって選んで進んできたかめっちゃ気になる」

そんな気持ちになりました。

 

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そう考えてみたら「そうか、自分のこの恥ずかしすぎるような気もする葛藤や悩みも、もしかすると読んで役に立てたり共感してくれる人もいるのかもしれない」と感じ、その日記をシェアしてみようと思った次第です。

 

あ〜〜〜なんか前置き長いなぁ〜!笑

 

 

そういうわけで、以下日記より引用。
 

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「旅で人生が変わった」なんて、正直ちょっと恥ずかしくて口に出しづらかったりする。

 

でも自分が今日まで歩いてきた人生の道を思い返すと確かに、あのサンティアゴ巡礼の旅は、間違いなく私の人生の大きな転機だった。

 

 *

 

今日、ぽかぽか秋の日差しが木の葉越しにきらめくカフェで母とお茶をしながら、なんだか深い話になった。

そのカフェはとても空いていて、静かで、明るくて、木漏れ日がとにかくあったかくて、不思議とそんな踏み込んだ話をさせる空気だった。

 

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母は今、10数年前に再婚して生まれた高校生の娘(わたしの妹)の子育てで大変なようだ。 

私からしたら妹は几帳面で真面目で努力家で賢くてかわいくって、目は人形のようにぱっちりだわまつ毛はバサバサだわで、もううらやましくて仕方ないのだが、そんな彼女自身は今「自分のことが好きになれない」と深く悩んでいる。

 

 

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母が私に言う。

「侑里子は、変わったよね。

不完全な自分も愛せるようになったのは、いつからだったの?」

 

 

私が、不完全な自分のことも愛せるようになった時。

 

そう、私は確かに母の言う通り、この数年ですごく変わった(と、思う)。

自分に足りないいろんなもの、自分ができないいろんなこと、逆にそんなことできても生きるのに邪魔で無駄で苦しいだけだと思っていたもの、それをひっくるめた歪な「自分」というものを、以前に比べたら愛せるようになったと思う。(まだまだだけどね)

 

 

いつから、何がきっかけでそうなったんだろう。

 

 

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ほとんど反射的に、直感的に「やっぱりカミーノを歩いたときだね」ときっぱり答えた。頭より先に体(あるいは心、魂?)が答えたという感じ。

たぶんそういうのって、本当のことなんだろうな。

 

旅から戻った当初、ブログだったり、人前で話したり、この旅について語るときは何度もしていた表現だったけど。

 

やっぱり、いろんな経験をしてちょっとは成長したかなと思う今に立ってみてもそう思う。

 

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私は、カミーノを歩くということを通じて、不完全な自分も愛せるようになったんだ。

 

 

それまでの私は、社会や学校やいろいろの刷り込みから頭の中に作り上げた世界を信じていた。それしかないと思っていた。

 

「普通」の人がものすごく大勢歩いている「普通通り」みたいな大通りがあって、私はそこからどんどん外れていく自分がすごく不安で、すごくみじめに思えて仕方なかった。

 

「普通通り」のほうへ行きたいのに、近づこうとしても全然上手く近づけないし、なんとかもぐりこめてもその場所に、空気に耐えられない。

 

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でも、その「普通通り」をそれた先にあるのは何もない寂しい荒野で、普通にできない私はそこで凍えて孤独に死ぬしかないのだろうかと思っていた。

 

あの眩しい通りを歩けない私は人間失格であって、社会不適合者であって、これはもう諦めて死を選ぶしかないのかと心の底から考えた時もあった。

 

 

でもよくよく見てみると、その荒野の青空の下でたくましく、自由に、雄々しく生きている人たちもいたんだ。

 

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でも、その人たちがいるあの場所までどう歩いて行ったらいいかわからない。まるで映画のスクリーンの向こうみたいに、途方もなく遠い。

 

 

普通にもなれない、荒野を歩いていく自信もない、ひよわで宙ぶらりんで中途半端な自分。

 

それでも、途中で行き倒れるかもしれなくても「もう荒野の方へ歩いてっちゃおう」「とりあえず道はわかんないけど、あの人たちのいる方へ歩いて行ってみよう」そう決めてしまった瞬間がつまり、「サンティアゴ巡礼道を歩きに行こう」と決めた時の私だった。

 

 

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「普通通り」を離れて荒野を歩き出した時、初めて胸の底から呼吸をした気がした。急に空気が濃くなって、空の色とか濃くなって。

 

あれから3年、何度も荒野で狼に出会ったり凍えそうになって孤独にふるえる度に、あの「普通通り」に帰りたくなったり、そっちへふらふら歩いて行って片足つっこんだこともある。

 

でもその度、やっぱり「普通通り」じゃ満足できない自分がいて、荒野のまだ向こうに見える人たちの姿を追って、荷物担いで歩き出してしまう自分がいる。

 

 

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これからも何度だって迷うことはあると思う。

結婚、出産、親の病気とか介護とか、なんかそういうイベントにぶち当たる度に自分が荒野を歩く意味を問い直さなきゃいけない時が来ると思う。

 

 

でもやっぱ、ここを歩いていたいからしょうがないんだな、きっと。

 

せっかく生まれて来たのなら、見たことのない景色を見に行きたい。予想もぜんぜんつかなかったようなものすごい嵐に見舞われるかもしれなくても、それでも、予想も全然つかなかったような素晴らしい景色を見たいから。

 

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人生が、そんなふうに荒野を歩く冒険でなかったらなんなのだ。

 

 

そんなことを、改めて自分に問い直すこのところの自分でした。

 

今私がいる居心地のいいオアシス、ここをゴールにすることもできるけど、それでもまだ先の景色を見たいから。

今私が先に進むのに必要な装備は、たぶんだけど、揃った、はずだ。

次の景色を見にいこう!(ゼルダのやりすぎ?笑)

 

そうやって生きていこう。

そう思います。

 

まあ、これ書いた後もこうしてずっと悩んでるんだけどね。

だけどきっと、自分が向かうべき方向へ向かって進む途中の道の上にいると信じて。

 

マイペースに歩みを進めたいと思います。

 

なんの参考になるかもわからないけれど、こうやって書いたのがもし誰かの役に立ったりしたのならさいわいです。

 

 

それではまた!

おやすみなさい、たまゆりでした。

 

 

 

おまけ(笑)

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド - Switch

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 日記に出てきた、今めっちゃハマってるニンテンドースイッチのゲーム。

アクションゲーム下手すぎっていうかやったこともないのにどうしても欲しくなってしまってはじめました。

 

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厄災により文明が滅びかかった緑豊かな王国。広い広い自然の中で細々と小さな村を作りあたたかく暮らす人たちが点在する世界。

 

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そんな場所を崖に登ったり山に登ったり海や川を泳いだり魚を取ったり果物をもいだり狩りをしたり焚き火を起こして眠ったり料理したり夕日や朝日や月や花や動物を眺めたり馬に乗ったりしながら敵を倒して世界を救うゲームです。

 

本当にアクションが下手すぎるからとにかく何回もゲームオーバーになるんだけど、それでも楽しすぎるからここ1ヶ月時間があればずっとやっている。

夏山シーズンが終わって冒険にウズウズしている方なんかにはすごくおすすめかもしれません。

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なんかね、まるで、私もすごく好きな小説の「アルケミスト」みたいなゲームです。

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

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